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フレーズ集 これでバッチリ!日常会話に使える英語のフレーズ

英語を勉強していて多くの人が一度はつまずくのが「英語での日常会話が話せない、聞き取れない」というものです。

文法や語彙力などは勉強して身についても、なかなか日常の中で出てくる表現というのは自分も実際に使ってみないと咄嗟には出てこないもの。

今回はそんな意外と難しい英語の日常会話について紹介します。

英語の日常会話の難しさの理由とは

英語のレベルを聞かれる時に「日常会話が話せる」「ビジネスで使える」といった基準が設けられることがありますが、意外と「日常会話」というのは難しいものです。

なぜなら英語ネイティブの方が日常の中で使う自然な表現を学校などで学ぶ機会がなかなかないからです。

自分の名前を言ったり元気かどうかを答えたりする時も、学校で習う表現とネイティブの方が日常の中で使う表現が違うということもあります。

また、日常会話の中では単純に日本語から英語に直せば良いというわけではない表現も多くあります。

熟語的な表現であったり、英語ならではの特別な言い回しであったり、知らないと絶対に話すことができないのです。

逆に言えば、この場面ではこういう表現をするんだということさえ知っておけば、日常会話は怖くありません!日常会話の中で焦らないためにも、押さえておきたいフレーズを数多く知っておくことが大切です。

日本人がつまずきやすい日常会話のフレーズ

 

日常生活の中で覚えておきたい、日本人がつまずきやすい英会話フレーズを5つご紹介します。

“How are you?”と聞かれた時

I’m OK.
(悪くないよ/大丈夫だよ)

Not bad.
(悪くないよ)

Pretty good.
(とてもいいよ)

I’m excellent.
(すごく元気だよ)

学校で習う表現としては、”I’m fine, thank you.” が多いかと思います。間違った表現ではないのですが、ネイティブの方が挨拶する時に使う表現としては非常に稀で、挨拶で返すというよりは体調が悪く見えて「大丈夫?」と心配された時に、「大丈夫です」と答えるようなニュアンスになります。

上記のような表現に加えて、”And you?” と聞き返すと自然な形で会話を続けることができるでしょう。

〇〇で働いています(所属しています)

I work for 〇〇 company.
〇〇会社に務めています。

I work in the accounting department at 〇〇 company.
〇〇会社の経理部で働いています。

I’m a member of the baseball team. 
その野球チームのメンバーです。

「所属する」というのは” belong to〜” という単語がありますが、こちらの単語だと「〜」に所有されているというような意味合いが強いため、自己紹介の時などに「〇〇で働いています(所属しています)」と話す時はほとんど使いません。

趣味はなんですか?と聞く時

What do you do in your free time?
時間がある時、何をしますか?

“What is your hobby?” という表現も間違いではないのですが、英語で”hobby”というと普通の人はあまりやらない趣味を指します。

前提として特殊な”hobby” を持っていることが必要になりますので、ネイティブの方に聞いても”Nothing.” というような答えが返ってくる可能性が高いです。

そのため日本語の「趣味は何?」という意味合いだと、英語では「暇な時、何をしているの?」と聞くくらいのニュアンスが良いでしょう。

ちょっと用事があって、と答える時

Something important came up.
ちょっと用事できちゃって。

I already have some plans today.
今日はもう用事があって。

用事を表す英単語としては、”chores”や”errands”がありますが、こちらも普段の日常会話ではそこまで多く使わない表現です。

何かに誘われた時、前々から予定していたことがあって参加できないというような時は、上記のような表現が使えます。

反対に何か用事があるかどうか聞く時には、” Do you have any plans?” (予定があるの?)や” What are you up to today?” (今日は何をするの?)というような表現を使いましょう。

「どうして〇〇に来たの?」と理由を聞く時

What brought you here?
どうしてここに来たの?

What brought you to Japan?
どうして日本に来たんですか?

“Why〜?” で聞く表現は何かを問い詰めているような印象になりがちです。

どうして来たのか理由を聞きたい時は、上記のように「何があなたをここに連れてきたのか?」という表現をすると良いでしょう。

英語でスムーズな日常会話をするためには

英語でスムーズに日常会話を行うためにはどのようなことを行えば良いのでしょうか。

まず一つ目は、質問をうまくすることが大切です。ただ聞かれたことに答えているだけではうまく「会話」にはなりません。

会話に行き詰まった時や、相手が何を言っているのか分からなかった時は、恐れずに次のような会話を使いながら相手に質問をするようにしましょう。

Excuse me. Could you speak slowly?
すみません、ゆっくり話していただけますか?

I don’t understand.
わかりません。(意味が理解できていません)

What did you say?
(今)何て言いましたか?

Could you say it in a different way?
他の言い方で説明していただけますか?

Could you repeat it?
もう一度言っていただけますか?

Excuse me?
すみません、もう一度言ってもらえますか? ※「Sorry?」や「Pardon?」なども同じ意味で使えます。

What does it mean?
どういう意味ですか? ※基本的に、頭の部分に「Sorry」や「Excuse me」を付けると丁寧になります。

他にも”And you?” (あなたはどうですか?)というように、相手側にも質問して答えてもらうような表現を使うと良いでしょう。

二つ目に大切なことは、使える表現を数多く覚えておくことです。

先ほども簡単に紹介したように、日本語的に考えたり学校で習ったりした表現と、ネイティブの方が実際に日常の中で使う表現は違うことがあります。

知らない表現を使うことはできないので、なるべく数多くの表現を覚えておいて、こんな場面にはこの表現!という選択肢を数多く持っておくようにしましょう。

日常会話で頻出するシーン別日常会話フレーズ

ここからは日常会話の中で頻出するフレーズを3つのシーンに分けてご紹介します。

挨拶の時に使えるフレーズ

学校でよく習う挨拶のフレーズは”How are you?” “I’m fine.” ではないでしょうか。この挨拶に関して違う表現を覚えておくだけで、日常生活の中で慣れた雰囲気を出すことができます。

I feel great because I’ve just finished the final exam.
期末試験が終わって、とってもいい気分だよ。

I’ve been very busy.
忙しくしてるんだよね。

How’s it going?
調子はどう?

What’s going on?
最近、どうよ? ※くだけた表現で、友達同士のようなシーンで使用します。

他にも出会った時、別れた時には下記のような表現を使います。

<出会いのフレーズ>

It’s been a while.
久しぶりだね。

It’s been a long time since we met.
お久しぶりです。

これらのフレーズの後に、「How are you doing?」(どうしてた?元気にしてる?)などと続けると自然です。

<別れのフレーズ>

I have to go now.
そろそろ行かなくちゃ。

(Let’s)Keep in touch.
連絡を取り合おうね。

Nice talking to you./ Good talking to you.
話せて良かった!

I’m off now.
お先に。 ※仕事などで先に退社する時に使用します。

買い物の時に使えるフレーズ

海外で買い物をする時、言語も習慣も違うので不安を感じることもあるのではないでしょうか。買い物中に使うフレーズは丸ごと覚えてしまって、楽しく買い物ができるようにしましょう。

Just looking, thank you.
見ているだけです、ありがとう。 ※入店した時、店員から”Can I help you? / May I help you?”(何かお探しですか?)と聞かれた時、一人でゆっくりお店を周りたい場合は上記のように答えましょう。特に手助けは必要なくても無視をするのではなく、何か答えるのがマナーです。

Can I pick it up?/Can I hold it?
手に取ってみてもいいですか? ※特に高級ブランド店などでは、商品を許可なく触るのではなく、必ず店員に声をかけてからにしましょう。

Can you do a price check for me?
値段を調べてもらえますか?

Can I try it on?
試着してもいいですか?

I’m not sure what my US size is. In Japan, it’s 23.
アメリカでのサイズが分からないんです。日本だと23です。 ※海外ではサイズが異なる場合があります。分からない場合は日本での自分のサイズを伝えてみましょう。

Where’s the cash register?
レジはどこですか?

I’ll take this.
これをください。(これを購入します)

I’ll pay in cash/by card.
現金/カードで支払います。

Could you wrap this separately, please?
別々に包んでもらえますか?

依頼する時に使えるフレーズ

海外で過ごしていると、英語で何かを依頼するタイミングがたくさんあります。”Could you〜?” ”Would you〜?” の表現は丁寧で様々な場面で使える表現ですが、他にも使える表現が何個かあるので、覚えておきましょう。

Would it be possible to meet you again?
またお会いすることはできますか? ※Would it be possible to ~?は、~は可能でしょうか?という意味。相手もダメなときに断りやすい雰囲気があります。

Would you mind closing the window?
窓を閉めてくれますか? ※Would you mind ~ing(動名詞)は、~してくれますか?と相手に依頼する言い方。

Do you think you could check it?
これをチェックしてもらえますか?

Can you do me a favor?
お願い事をしてもいい?

Can I ask you to help me?
手伝ってもらいたいんだけど、お願いできる?

May I ask you to take a picture for us?
私達の写真を撮っていただいてもよろしいでしょうか? ※主語を自分に置いて”Could I〜?” ”May I〜?” と表現すると丁寧な印象になります。

フレーズを覚えて、日常会話を使いこなそう!

意外と英語の日常会話を使いこなすのは難しいもの。それは日本語と同じように、英語でも日常会話だからこそ使う表現がたくさんあるからです。

しかしそのようなフレーズを覚えておけば不安に思うことはありません!

シーンや言いたい内容に合わせて使えるフレーズをたくさん覚えておいて、咄嗟の時も自然にフレーズが出てくるように準備をしておきたいですね。

もしあなたが正しい文法や表現を身に着けたいのであれば、英会話教室で学ぶことをおすすめします。

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