24/7イングリッシュ

「ビジネスレベルの英会話を身に着けるためにはどうすれば良いんだろう？」

そのような疑問に答えます。

ビジネスレベルの英会話といっても、勤め先によって求められるレベルは異なります。また職種などによっても使う英語は異なります。

また、勤め先によって、英語で社内外の方々と会話をしたり、議論をしたりすることもあるため、単純にTOEICのスコアが高ければ良いというものではありません。

では、会社で必要とされるレベルのビジネス英会話を身に着けるためにはどうすれば良いのでしょうか。

この記事では、ビジネス英会話のレベルの目安や、TOEICの勉強だけしていてもビジネスには通用しない理由、またビジネスレベルの英会話を身に着けるためのポイントなどについてお伝えしていきます。

もしあなたがビジネスレベルの英会話が必要とされる企業への転職を検討していたり、昇進に必要なビジネスレベルの英会話を勉強したりしている場合は、ぜひ続きを読んで参考にしてみてください。

ビジネスレベルの英会話とは

ビジネスレベルの英会話とは、その業務を支障をきたすことなく行えるレベルの英会話と言えます。

具体的にどれくらいの英語力が求められるのかは、以下の各業種別の「TOEIC L&R」の「昇進・昇格スコアの例」が参考になるかもしれません（「英語活用実態調査2019（企業・団体）」より）。

上記はあくまで目安です。仮にあなたのTOEICスコアが高かったとしても、注意しなければいけないことがあります。

それは、TOEICのスコアが高いからと言って、ビジネスで通用する英会話が出来るとは限らないということです。

TOEIC L&Rの勉強だけではビジネスに通用しない理由とは

さきほどはビジネスレベルの英会話の目安について、TOEIC L&Rのスコアで提示しました。

しかし、TOEICのスコアが高かったり、TOEICの勉強が出来たりするからといって、ビジネスで通用する英語が使えるわけではありません。

TOEICは基本的に「リーディング（読む）」と「リスニング（聞く）」だけであって、ビジネスでは「スピーキング（話す）」や「ライティング（書く）」も求められます。

電話対応を英語で行うにはリスニングだけでなくスピーキングが必要ですし、メール対応であればライティングが必要になります。ミーティングやプレゼンでは、相手に伝わりやすいスピーキングも必要になるでしょう。

もちろん勤め先によって求められる英会話のレベルは異なりますが、TOEICのスコアが高いだけでは戦力になれないということがわかります。

これからビジネスレベルの英会話を身に着けるのであれば、TOEICの勉強だけではなくて、勤め先で実際に使える英語力を身に着けていく必要があるのです。

ビジネスで使える英語力を身に着けるために必要なこと

ビジネスで使える英語力を正しく身に着けるためには、以下のことが必要になります。

• 実業務を想定した英会話を練習する
• 海外もしくはグローバルな環境でのビジネス経験が豊富な講師に学ぶ

ビジネス英語は、日常会話と違ってミスが許されない場合があります。ちょっとした言い回しの間違いが、相手を怒らせてクレームになったり、交渉決裂となったりする事態を招くかもしれません。

ビジネスで使う英語は、正しい文法や表現などをしっかりと身に着けておくことが理想です。

独学でも身に着けられないことはないですが、間違った英語を身に着けてしまう可能性があります。

きちんとした英会話教室で経験豊富な講師に学ぶことを前提としつつ、ビジネスで使える英語力を身に着けるために必要なことを一つずつお伝えします。

実務を想定した英会話を練習する

ビジネスで使える英語を身に着けるためには、市販のテキストなどに沿って勉強するのではなく、実務を想定した英会話の練習をすることが重要です。

これは、現場での応用力を身に着けるためです。市販のテキストなどではあなたの業務で起こりうる細かなシーンにまで対応できません。

例えばあなたが、海外に日本の化粧品を広める仕事を行うとしましょう。その場合、相手はブランドについての質問だけではなくて、化粧品の使用方法や日本で流行っているコスメなどを質問してくる場合があります。

しかし市販のテキストでは、そのように細かいケースの解説が載っているわけではありません。

ビジネスレベルの英会話を身に着けるということは、どんな状況でも英語で対応できる力を身に着けるということでもあります。

そのためにも、あなたが実際に行う業務を想定した英会話の練習を行っていきましょう。

ちなみにビジネス英会話を学ぶのであれば、英会話教室に通うことをおすすめしますが、もし通う際はレッスン内容に注意してください。

英会話教室によっては、指定のテキストに沿ってレッスンが進められていく場合があります。そのような教室では、実務を想定した英会話の練習は出来ません。

英会話教室に通う場合は、あなたの目的に応じてレッスン内容をカスタマイズしてくれるところを選ぶようにしてみてください。

海外もしくはグローバルな環境でのビジネス経験が豊富な講師から学ぶ

正しいビジネス英会話を学ぶためにも、海外でのビジネス経験が豊富な講師から学ぶようにしてみてください。

海外もしくはグローバルな環境でのビジネス経験がない講師は、正しいビジネス英会話を教えられない可能性があります。

一方、海外もしくはグローバルな環境でのビジネス経験が豊富な講師であれば、現場で使える正しい英語表現だけではなくて、業界用語の覚え方や、シチュエーション別の表現方法、国や文化が違う人たちとの仕事の仕方など、コミュニケーションに関わることも教えてもらうことが出来ます。

先ほどもお伝えしたように、ビジネスで使えるレベルの英会話を身に着けるのであれば、正しい英語や表現をマスターする必要があります。

独学で学ぶのではなく、海外もしくはグローバルな環境でのビジネス経験が豊富な講師から学ぶようにしてみてください。

まとめ

ビジネスレベルの英会話とは、業務をスムーズに行えるレベルの英会話のことを指します。

ビジネスの場ではリーディング（読む）やリスニング（聞く）だけではなく、スピーキング（話す）やライティング（書く）なども求められる場合があります。

ビジネスレベルの英会話を身に着けて、グローバルに活躍したいのであれば、TOEICを勉強するだけでは不十分です。

実際の業務でどんな会話ややり取りが行われても対応できるように、実務を想定した英会話の練習を今のうちから始めておきましょう。

またビジネス英語はミスがあると会社に多大な損害を与えてしまう可能性があるため、正しい英語表現を覚えることが重要です。そのためにも、ビジネス経験が豊富な講師から学ぶようにしてみてください。

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